春季火災予防運動が、令和6年4月9日(火)から4月22日(月)までの14日間、県下一斉に実施されます。この運動は、火災が発生しやすい時季を迎えるに当たり、火災予防思想の一層の普及を図り、火災の発生を防止し、高齢者を中心とする死者の発生を防止するとともに、財産の損失を防ぐことを目的とするものです。
統一防火標語
『火を消して 不安を消して つなぐ未来』
住宅防火 いのちを守る 10のポイント -4つの習慣・6つの対策-
4つの習慣
○ 寝たばこは絶対にしない、させない。
○ ストーブの周りに燃えやすいものを置かない。
○ こんろを使うときは火のそばを離れない。
○ コンセントはほこりを清掃し、不必要なプラグは抜く。
6つの対策
○ 火災の発生を防ぐために、ストーブやこんろ等は安全装置の付いた機器
を使用する。
○ 火災の早期発見のために、住宅用火災警報器を定期的に点検し、10年
を目安に交換する。
○ 火災の拡大を防ぐために、部屋を整理整頓し、寝具、衣類及びカーテン
は、防炎品を使用する。
○ 火災を小さいうちに消すために、消火器等を設置し、使い方を確認
しておく。
○ お年寄りや身体の不自由な人は、避難経路と避難方法を常に確保し、
備えておく。
○ 防火防災訓練への参加、戸別訪問などにより、地域ぐるみの防火対策
を行う。
☆西村山管内の火災件数(令和5年1月1日から令和5年12月31日)
寒河江市 河北町 大江町 朝日町 西川町 合計
9件 6件 2件 2件 1件 20件
※昨年は、春季(3月~5月)に10件の火災が発生しました。一年の内、5割にあたる火災が春季に発生しています。
※乾燥する春季は、火災が大変発生しやすい状況です。各市町とも、毎年この時季に火災が多く発生しています。
☆すべての住宅に住宅用火災警報器の設置を!
◆大切な命(家族)を守るために設置が必要な場所 → 「寝室」と「階段」
※火を使用する「台所」にもオススメします。
平成23年6月1日から、すべての住宅に住宅用火災警報器の設置が義務になりましたが、西村山管内の設置率は約8割(設置が必要な場所すべてに設置されているのは約6割)です。住宅火災で亡くなった方の多くは逃げ遅れによるものですが、住宅用火災警報器を設置されていた事により、住宅火災がぼやで済んだ事例も多くあります。大切な命(家族)を守るために、住宅用火災警報器の設置をお願いします。
また、住宅用火災警報器の寿命はおおむね10年とされています。火災予防運動を機会に自ら点検し電池切れ等を確認してください。
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